「のばす会文化祭 講演会&トークセッション」の開催
「令和6年度のばす会文化祭 講演会&トークセッション」を1月26日(14時から16時15分)にアイプラザ半田2階小ホールで開催しました。のばす会ではフリースクールの運営と相談活動を30年以上運営する中で「居場所」について考えてきました。今回「居場所でパワーアップしよう」のテーマで日本福祉大学の野尻紀恵教授と江村和彦教授の二人の教授と学生による講演とトークセッションを計画しました。「居場所」の意義と持っている力について講演していただき、不登校・引きこもりで悩んでいる保護者の方、関心のある方、スタッフが安心して子どもたちに対応できる糸口にしたいと思いましたが、あいにく野尻教授の体調不良で居場所のお話しを聞くことができず残念でした。急遽次のように予定変更しました。
① 江村和彦教授には陶芸家としての創作活動を通して幼児教育を中心に学生との対話で自分にとっての居場所とは何かについて話をしていただきました。
② 江村教授と別の学生との対話で、学生が不登校だった頃の自分や家族の様子、どのような過程で学生になったのか等突っ込んだ話になりましたが、快く話していただきました。
③最後に江村教授の司会で学生3人、のばす会1名による不登校生徒にとっての居場所、自分にとっての居場所と居場所の持つ力について話し合いました。
参加者は41名でしたが、家庭を含めて自分の周りの居場所を見つけて安心できる場所と人と関わることの大切さを改めて考えさせられました。また、不登校や引きこもりの人たちにとって家庭だけでなく、安全で安心できる居場所があって、そのなかで色々な人と関わることによってこれからの一歩を踏み出せる力になると改めて感じる会でした。