2019年度・サービスラーニングの報告

2019年度・サービスラーニングを終えて        スタッフ 伊藤 敦

日本福祉大学社会福祉学部によるサービスラーニングは、2008年から始まり今年で11年目を迎えた。今年の履修学生は10クラス173名に及ぶ。のばす会が関わるようになったのは,5年前頃からだと思う。今年も、8月23日、9月4日、6日、10日、12日の5日間であった。学生達の取組みは、子どもたちに寄り添う姿勢で一貫しており参加した4名の学生(野尻ゼミ)の参加姿勢は評価出来るものであった。社会福祉の専門教育強化への社会的要請の高まりの一方で、市民社会を学ぶための地域貢献学習であり2年次教育の充実を可能とするのがサービスラーニングであると、大学では位置付けている。多くのスタッフの方々の協力の下に行われた今回の取組みが、将来ある学生達のために少しでもお役に立てるものであれば幸いである。

活動を通して感じたこと      社会福祉学部子ども専修2年 呉岡大地

5日間の活動を通して、子どもたちに積極的に関わっていくことが必ずしも、子どもたちにとって良いことだとは限らないということを学びました。「早く仲良くなりたい」「良い方向に向かってほしい」といった、こちらの想いだけをもって子どもたちと接してしまうと、それをプレッシャーに感じて、緊張してしまう子どももいます。子どもたちのことを想う気持ちも必要ですが、それだけではなく、子どもたちにとって安心できる場所、心地よい空間をつくっていくためにはどんな関わり方が必要だろうかという、子どもたちの気持ちを最優先に考えた関わり方が大切だと感じました。今後も、子どもたちの思いを一番に考えることを胸に、子どもたちと関わっていきたいと思います。貴重な経験をありがとうございました。

( 活動メンバー: 呉岡大地 永田唯菜 村山陽人 濱田陸 )

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