自分のコンプレックスはむしろ長所!?

 人は思春期に入って成長する中で、自分のことを客観的に見られるようになります。それはとても素晴らしい事なのですが、自分の容姿や不得意なことで悩みが増えます。例えば、人より背が大きい、痩せている、声が低い、目が小さい‥など。私も、人より「痩せている」ことを今でも気にしています(私は「ガリガリコンプレックス」と言っています)。人から羨しがられることもあるのですが、「頼りない!」「食べ物の好き嫌いを言っていないでしっかり食べなさい!」と、私のことを知りもしないのに言われたり、好きな女性から「がっしりとした人がいい」なんて言われたこともあります。そのたびに嫌な気持ちになり、自分のコンプレックスに悩みました。ところが、大人になり友人とファッションでオシャレをするようになり、初めて痩せていることが「長所」だと思えるようになってきました。今、思春期の迎えている皆さんの中には、いつか自分のコンプレックスがむしろ「長所」になる日がくるかもしれません。それは、自分一人ではなく、“人”と交わる中で気づくのではないでしょうか。
           (ニュースレター第15号より)

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