第3回不登校で悩む親のためのお助け講座

「第22回 登校拒否・不登校問題 全国のつどい in東京」の報告会 平成29年9月24日(日)

のばす会親の会代表 松原美香

 私はこの度のばす会から、不登校のつどい・東京大会に参加させて頂き、私の子育て中に出会った2人の男の子をきっかけに、非行について学んできました。2日間の話し合いの中で、多くの父母の経験を聞くことが出来、結果、ひきこもりと非行は、”逆”なんだなという事と、ひきこもりの子にも非行に走る子にも共通して、その子の居場所を作ってあげる事が必要なんだとわかりました。なぜ、ひきこもりと非行は逆かと申しますと、外に居場所が無くなった子達は家にひきこもり、家に居場所を失った子達は、外で悪さをするからです。ただそれだけなんだと、そして、その中に悪い子なんて、ひとりもいないという事です。疲れた時は身体を休ませるなんて、誰でもあたりまえですよね。そのためには、休める居場所が必要であり、改めて、居場所の大切さを知りました。今の世の中は、子ども達がまるで高速道路を走っているようです。皆同じ方向に、前だけを見つめて走っています。だけどもし、疲れてトイレに行きたくなったり、喉が渇いたりしたら、ドライブインに入りますよね。まさにそれが、不登校なんです。そして、エネルギーを蓄えたら必ず、子どもたちは動き出します。私はそれを信じて、ずーっと見守っていてあげたいです。

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